【匿名劇壇『レモンキャンディ』】次にあがるステップ【若旦那家康・コトリ会議】

  • 2017年5月26日
  • 劇評・感想ブログ

スペースドラマ

コトリ会議の制作的なことを一番考えている今回は俳優の若旦那です。

匿名劇壇の次に劇場入りしてます、今週はコトリ会議です。
だからって自分の本番前だからそこに集中して感想を先延ばしにすると忘れていきそうだから書きます。
一歩一歩、はたまた段飛ばしで劇団として成長してきた匿名劇壇、OMS戯曲賞を獲った『悪い癖』が僕はかなり好きだったので期待して観に行きました。
前評判も良かったし。
観た感想としては「きっちり置いてきた」面白い作品ですね。
そりゃ、ウケるよ！きっちり笑えるし、すべては明かさないし！
しかしわかりやすすぎる気もする。世の中、僕のように難解なモノ好きっていうのもいまして（個人的には『悪い癖』は難解寄り）その人達には「あれれ？」だったのかもしれない。（僕は難解なモノ好きだが、アレレではなく普通におもしろがったけど）
難解なモノ⇄わかりやすいもの、ここのさじ加減がどっちにでも振れることが匿名劇壇の可能性の大きさだと思いました。
プログレとポップス、どっちもできるバンドはいいものね。
わかりやすくて面白い作品をここで打ってきたことで、確実に関西で次のステップに上がった気がします。
関西は良くない評判はあまりネットに上がらないけど、東京はガッツリ良くないのも言ってくる印象が僕にはあります。
ちょうど東京公演中ですね。
色んな評判を聞いて、これからさらに作品の振れ幅が大きくなればいいなと思いました。
これからますます、楽しみです。