【私とスペドラ】友達と出会えた【サリngROCK】

私とスペドラ~スペースドラマ14年の担い手たち

先日、このスペドラの企画で、隕石少年トースターの山内さんとお話しする機会に思い出させてもらいましたが、2005年のスペドラに参加するための面接で落ちて2005年には出場できなかった、突劇金魚のサリngROCKです。

いよいよ出場させてもらえることになった2007年の時には、出場のための面接はなかったような気がします。
そんな2007年、應典院さんでの公演初チャレンジ、全然演劇界を知らなくて、ちゃんとしたやり方もあんま知らなくて、当時初めて会った劇場管理の森山君(同い年)には、打ち合わせと仕込みの要領が悪くて怒られたりしました。

2007年のspace×dramaは、同い年の作演出の男が二人いて、(France_panと旧劇団スカイフィッシュ)二人は、なんも知らん私とは違って、東京の演劇をすでにリサーチしてたり、ややこしいカタカナの演劇用語使ってたり、それに議論したがるような口調だったりで、そんなタイプに会ったんも初めての私は、「1980年生まれの作演の男めんどくさいぜ」と周りに言ったりもしてましたが、そう言いつつそう言えること自体も面白くて、今ではFrance_panの作演の伊藤くんとは、すごく時間を空けて久しぶりに会っても「ヘーイ!元気ぃ!?」って昔からの旧友みたいに声をかけれる存在になってます。(伊藤くん側はどう思ってるか知りませんけど!)そんな大切な友達と会えたspace×drama2007でした。

割と多くの人がそうだと思いますが、大勢が集まる場所や会合は苦手なので、毎月知らない劇団の人たちと会わないといけない会議や、参加者みんなで集まってやらないといけないオープニングイベントなど、二の足を踏みたいイベントがたくさんあるこのフェスティバルですが、でも、それがあったおかげで、知り合えた人もめちゃめちゃいっぱいいて、しかもそれが、普通に好みの合う人同士だけじゃなかったりして、そういう出会いの場を提供し続けてくれてる應典院さん、実行委員さん、素晴らしいよ。
France_panの伊藤くんとか、友達になるような感じちゃうしね!小嶋一郎(元・旧劇団スカイフィッシュ)とかね!会えたんすごいよね!同じ2007に出場してた萩原君とは、去年ひょんなことで再会してまだスペドラの話できたりするしね!

ああ、まだ色々あるよ。2007年スペドラで上演した『愛情マニア』のこととか。
これが今、劇団員になった山田まさゆきと初めて作った劇やったとか、当時劇団員だった上田耽美がアフタートークに来てもらった西田シャトナーさんにまあまあ褒められたこととか、この戯曲が翌年OMS戯曲賞もらえて、應典院の西島さんが「お〜、金魚をスペドラで選んどいて良かったわ〜、選んでなかったら、見る目ないんかって言われてたとこやったわ〜」となぜか妙にホッとしてはったこととか、「いやもしそうやったら、西島さんの見る目ないんじゃなくて、私の演出があかんかったんでは」と思ったこととか、まだまだ、まだまだあるね。

書き始める前は何書こうと思ってたけど、書き始めたら、どんどん、思い出してゆくね。

サリngROCK・突劇金魚
space×drama2007・2008参加

サリngROCKプロフィール

突劇金魚主宰、演出家、作家、俳優、(株)リコモーション所属
1980年生まれ、東大阪市出身。2002年に突劇金魚旗揚げ。
2008年第15回OMS戯曲賞大賞、2009年第9回AAF戯曲賞大賞、2013年第57回岸田國士戯曲賞最終候補、若手演出家コンクール2012優秀賞。
2013年、キャパシティ800席、50席、150席と全く異なった空間でツアー公演を敢行。2014年、アトリエとしている民家にて1ヶ月間41ステージの公演を行うなど、関西を中心に活動中。

公演情報

サリングロック

突劇金魚#18『僕のヘビ母さん』
作・演出 サリngROCK
2017年4月1日〜16日
東大阪市にある突劇金魚アトリエ(民家の2階)にて上演!
詳細、ご予約はこちらからhttp://kinnngyo.com/lp/hebi/

突劇金魚

また、現在、過去の戯曲(脚本)、過去の公演動画を無料で公開中です!
この機会に一度チェックしてみてください〜!!
http://kinnngyo.com/line/

あと、過去の公演の動画をまとめたものがありますので、これも見てみてください!

 

space×drama2007優秀劇団受賞作『愛情マニア』でシアトリカルフォーラム

應典院舞台芸術大祭space×drama○ プレ企画
シアトリカルフォーラム『戯曲×恋愛 愛情マニア』

脚本提供:サリngROCK(突劇金魚)
演出・構成・進行:泉寛介(baghdad café)

4月7日(金) 19:00  / 4月8日(土) 13:00

公演の詳細はコチラから